鶴丸城御楼門に行ってきました!

こんにちは! 鹿児島市の”住まうように泊まる”

アパートメントホテルecott(イコット)です★

今年の4月にひっそりと(?)完成式が行われ、まだ行けていなかった御楼門を見に行ってきましたよ~!

実は、イコットスタッフの所属する鹿児島商工会議所青年部の事業で、まち歩きがあったのでそちらに参加しました!

な、なんと、あの東川隆太郎さんのガイドのもと、御楼門周辺をまち歩き♪

ドドーン!

木造2階建て、二重二層の御楼門。
高さ・幅は共に約20メートル。
目の前にするとなかなかの迫力です。

鏡柱の太さは約90㎝。
大扉には主に岐阜県と鹿児島県湧水町のケヤキが使用されています。

総事業費、約11億円!
その半分は寄付によって集まったお金なんだそうです。

敷梁(しきばり)にある模様は、釿(ちょうな)仕上げ
釿(ちょうな)について調べてみると、「荒削りのなぐり加工」らしいです。
今ではこのなぐり加工ができる職人さんは数少ないそう。
存在感抜群で、かっこいい。

当時御楼門を通れたのは、公式行事の時や高い身分の人のみだったそう。
天璋院篤姫も2ヶ月程この鶴丸城(鹿児島城)へ滞在していましたが、御楼門を通ったという情報は今見つかっている資料には残っていないと東川さんがおっしゃっていました。

現在の御楼門は、4代目。

明治5年の写真が残っていたため、その写真と今も残る石垣を照らし合わせながら復元された御楼門。
写真で確認できない個所については、その当時の周辺建物等のデザインを元に作られています。

天守閣も本丸も持たず、まちづくり(インフラ)にお金をかけた島津家。

「城をもって守りと成さず、人をもって城と成す」という思想。
とは言え、77万石の薩摩藩。
せめて入り口だけは豪華にしようと、御楼門が建造されたそう。

薩摩の歴史、なかなか面白い。

城山周辺は、御楼門含め丸1日歴史散策が楽しめますよ♪


この秋、薩摩の歴史を味わいながらまち歩きされてみてはいかがでしょうか?

■鶴丸城御楼門
〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7
公式ホームページ
Google Map